DIY挑戦キッチンシンク交換費用と汗の記録

我が家のキッチンシンクも、気づけば20年選手。思い切って交換しようかと考えたのですが、業者さんに見積もりをお願いしたら、思った以上の金額が…。そこで、昔からDIYが好きだった血が騒ぎ、「もしかして、自分で交換できるのでは?」と思い立ったのです。インターネットで「キッチン シンク 交換 DIY」と検索すると、意外にも挑戦している人がいるわいるわ。手順を紹介する動画もたくさんあり、これならなんとかなるかもしれない、と無謀にもDIYを決意しました。まずはシンク選び。ネット通販やホームセンターを巡り、サイズやデザイン、そして予算を考慮して、手頃なステンレス製の新しいシンクを購入。これが約3万円。次に必要な工具類。モンキーレンチ、パイプレンチ、シールテープ、コーキングガン、シリコンコーキング剤、そしてサンダー(古いコーキング剥がし用)などを揃えました。持っていないものも買い足して、工具代が約1万円。さあ、いよいよ作業開始です。まずはシンク下の給水・給湯管の止水栓を閉め、排水トラップや給水ホースを取り外します。ここまでは比較的順調。問題は、古いシンクをカウンターから取り外す作業でした。シンクの縁はシリコンコーキングでがっちり固定されており、カッターとスクレーパー、そして秘密兵器のサンダーまで駆使して、汗だくになりながら剥がしていきます。これが想像以上に重労働!なんとか古いシンクを撤去できた時には、すでに腕がパンパンでした。次に、新しいシンクを設置します。開口部にシンクをはめ込み、位置を調整。そして、シンクの縁にマスキングテープを貼り、コーキングガンでシリコンを充填。ヘラで綺麗にならして、マスキングテープを剥がします。このコーキング作業、意外と難しくて少し波打ってしまいましたが、まあ素人仕事としては上出来でしょう。最後に、排水トラップと給水ホースを新しいシンクに接続。シールテープをしっかり巻いて、水漏れしないように慎重に締め付けます。全ての接続が終わったら、ドキドキしながら止水栓を開放。水漏れがないことを確認して、作業完了!結局、丸一日がかりの大仕事となりました。かかった費用は、シンク本体と工具代、材料費で合計約4万5千円。業者さんに頼むよりはるかに安く済みましたが、その分、尋常じゃない労力と時間を費やしました。DIYは費用だけでなく、覚悟も必要だと学んだ一日でした。