築15年になる我が家の洗面所。床のクッションフロアも、さすがに汚れや細かい傷が目立ってきました。特に洗濯機周りは黒ずみがひどく、掃除してもなかなか綺麗になりません。思い切って張り替えようと業者さんに見積もりをお願いしたら、数万円かかるとのこと。うーん、もう少し費用を抑えたい…。そこで、昔からDIYが趣味の私は、「よし、自分でやってみよう!」と決意しました。選んだ床材は、やはり扱いやすさと価格でクッションフロア(CF)です。最近はおしゃれな柄も多く、ネットで気に入ったデザインのものを購入。厚みも考慮して、少ししっかりしたものを選びました。材料費は約8千円。道具は、カッター、大きな定規(地ベラ)、接着剤、ローラー、メジャーなどを準備。一部持っていないものはホームセンターで買い足しました。作業当日、まずは洗面台や洗濯機パンの周りをしっかり掃除。そして、一番の難関と思われる型取りです。新聞紙などを使い、洗面所の複雑な形に合わせて型紙を作ります。これが想像以上に難しい!特に便器や配管周りの曲線部分に苦戦しました。何度か修正しながら、なんとか型紙が完成。次に、購入したCFの上に型紙を置き、カットしていきます。大きめにカットして後で調整する作戦でしたが、これがまた難しい。曲線部分がガタガタになったり、直線が歪んだり…。まあ、素人仕事だから仕方ないと割り切り、作業を進めます。カットが終わったら、床に接着剤を塗布。ヘラで均一に伸ばしていきます。塗りすぎるとはみ出すし、少ないと接着力が弱まる。加減が難しいです。そして、いよいよCFを貼り付け。位置を合わせながら慎重に床に置き、ローラーを使って中心から外側へ空気を抜きながら圧着していきます。壁際や角の部分は、地ベラを当ててカッターで綺麗にカットして仕上げ。最後に、端の部分にコーキングを打つか迷いましたが、今回はとりあえずそのままで様子を見ることにしました。全ての作業が終わったのは、夕方近く。朝から始めて、ほぼ一日がかりでした。仕上がりは…まあ、プロのようにはいきませんが、近くで見なければ分からないレベル(と自分では思っています)。費用は材料費と道具代で1万円ちょっと。業者さんに頼むよりは格段に安く済みました。ただ、時間と労力、そしてある程度の失敗を覚悟する必要はありますね。